◆和室、神棚正面の経木施工覚書
◆和室、神棚正面の経木施工覚書
◆◆山形市の建材店様からご依頼です 。
神棚用の合板で、小口の単板貼りが間に合わないので
後ほど仕上げて欲しいとのこと。
今回は、リペアでなく
準備してある経木を貼る作業になります。
経木の板から木目の近い部分を切り出して使います。
頻繁にする施工では無いので、覚書しておきます。
◆◆施工のタイミングは
神棚を床柱に取り付けてからの作業とのこと。
後日連絡を頂いたので、指定の日にお伺いしました。
◆◆この作業、簡単そうですが一工夫必要。
木材なので歪みが有る分を考慮する必要が有ります。
案の定、「経木を棚に仮止めすると、湾曲部分がずれてきます。
黄色のマスキングテープ範囲が合わないところです。
経木を、右端の片一方側から合わせてみると
案の定、反対側の端が次第にずれてきます。
仮留め確認して良かった。
単純に棚板の厚さを測り、その寸法で経木を切り出したら
合わなくなって、一枚ダメにするところでした。
◆◆上下に余裕を持たせて切り出します。
経木の流れに合わせて
ストレス無く自然に貼れる位置を決めたら
マスキングで仮固定し、一旦棚上げしておきます。
補強の為、切断面に接着剤を追加施してから
経木を張り合わせて、棚板に圧着します。
◆◆次に棚との境界を目立たない様に処理します。
棚板を傷つけない様に上下の端を処理して
角を丁寧に仕上げていきます。
木目も木肌の色も、ちょうど良い感じですね。
反対側まで全部仕上げて完成です。
◆◆最後に全体を確認して完成です。
違和感なく馴染んでいますね。
◆◆仕上がり後、ご確認頂き
「ばっちりです、ありがとう」のお言葉を頂きました。
この度は、当店をご利用頂きまして本当にありがとうございました。
◆◆詳しい料金は下記リンクをご覧ください。
今回は、コース料金をべースにお見積りさせて頂きました。
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