◆TUTAYAの海外ドラマ毎日 1本無料期間で
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◆◆戦争ものの秀逸なシリーズを見返しました。
最近日本の政治は戦争の影が見え隠れしてとても心配です。
国民の多くは、戦争を知らない年代になっていますが・・・
このドラマを見ることは、戦争の悲惨さを思い知る機会で
改めて、考えさせられる内容に仕上がっています。
そして肝心なのは、70年前に実際に起きた史実で
20歳前後(現在90歳代)の多くの若者が前線で戦ったこと。
中には、志願する為に歳を偽って従軍した10代もいたとか。
戦地で、心(精神)に受けた傷は計り知れません。
◆◆まず観たのは、「ザ・パシフィック」
元米軍人へのインタビューを基にして作られたノンフィクションで
戦争に翻弄された人々(兵士は勿論その家族も)の姿が描かれていました。
戦場は、ガダルカナル、グロスター岬、ペリリュー、硫黄島、沖縄など
主に日本兵との戦いで、米兵士の目で見て来た事実が描かれています。
◆◆つぎのシリーズは「バンド・オブ・ブラザーズ」
こちらは、ノンフィクション小説を基に作られたもの。
アメリカ軍のパラシュート連隊の人間関係を中心にして
ノルマンディに投下してから終戦までの3年間を描いてました。
ここ迄で、無料期間は過ぎてしまいましたが・・・
◆◆最後に「ジェネレーション・ウォー」
無料期間の後は、しっかり料金を払って締め括りました。
これは、ヨーロッパで絶賛されたTVドラマで
ドイツの5人の若者グループを中心に
参戦から終戦後の再会までを描いています。
祖国の為ヒーローになるつもりで戦ったが
ただの殺戮者になっていたと回想しています。
◆◆最近「帰還兵はなぜ自殺するのか」と言う本が出版されました。
(亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ16)ですが
ドリームワークスが映画化権を買い取ったとか。
これから海外ドラマで流されるで有ろう作品です。
◆◆この本も読みましたが
戦場で精神を病んでいく過程が赤裸々に綴られています。
初めはすごい高揚感を抱いて戦っているものの
毎日、戦友や自分が襲われ痛めつけられ続ける中で
精神的に限界を超え、耐えられなくなる日がやってきます。
それは、この異常な日常を早く終わりにしたいと・・・
敵または自分すら終わらせる行動へと変わって行きます。
上のドラマの中でも、その模様が描かれていました。
◆◆運よく帰還できたとしても・・・
本当の(自分との)闘いはこれから始まるのだそうです。
機会が有りましたら、ぜひ本書を読んで頂ければと思います。
イラク戦争に後方支援として派遣された日本の自衛官も
最前線ではないのですが、それでも・・・
この本の症例に当てはまる方が少なくないとのこと。
◆◆今朝のラジオで・・・
選挙権が18歳に引き下げられると流れていました。
政治との関わりが、他人事では無くなってきています。
現在の若い人たちにこそ、見て欲しいドラマと本です。