◆テーブルトップの塗り替え
◆テーブルトップの塗り替え
◆◆山形市のⅠ様からご依頼です 。
テーブル表面がべた付くので直したいとのこと。
テーブルの製造元に修理見積りを出したそうですが・・・
かなり高額な値段になり、当店にお問い合せ頂いたとのことです。
◆◆お見積りにお伺いして見せて頂くと
印刷物がテーブルに転写してしまうほどベタベタしています。
また、天板の凹みや擦れ剥がれも有るので・・・
天板のクリアを全剥離して塗り直させて頂くことになりました。
◆◆仕上がりのイメージをオーナー様に選んで頂き
まっ平でなく、上の写真の様に少し木目が見える感じとのことで
今回はセミオープンでの仕上がりをイメージして施工しました。
◆◆20年以上使い込んでおられて
これからも補修しながらお使いになるとのことでしたので
今回はアサヒペンの水性高耐久2液ウレタンニスを使ってみました。
100℃の熱湯カップでも輪染みが出来ないすぐれものです。
この材料は、匂いも少なく速乾性で環境対応型の塗料で
お部屋でも簡単に表層の補修が出来るものです。
将来、オーナー様による「D・I・Y」も可能ですね。
◆◆それでは、ダイジェストでご紹介。
印刷が転写してしまった部分をアップで・・・
クリア剥離中、凹みキズは後で暗く目立ちますので
目立ちそうなキズを研磨して取り除きました。
この調整を全体的に確認してウレタン剥離完了です。
◆◆ここ迄の工期は。
手持ちのサンダーで1日かけて荒削りして
サンダーがウレタンで目詰まりし苦戦しました。
マシンの目を消すのと小キズ調整で2日かかりました。
全部手作業だと、気が遠くなりますね。
◆◆木部の下地処理です。
下地剤として、とのこ・水性ウォルナットステインや
サンディングシーラ等を準備して、セミオープンに仕上げます。
After導管を半分ほど埋めていきます。
◆◆クリア層を塗布します。
今回はアサヒペン水性高耐久2液ウレタンニスを使いました。
主剤は600mlの製品を購入して、4回塗り出来ました。
硬化剤は2瓶有るので、半分ずつ使いました。
写真は、3回目分を調合して泡消えを待っているところです。
◆◆クリア塗りは、平コテを使いましたが・・・
パレットで、ゆっくりしごかないと泡が立ちます。
3回目を塗って翌日まで乾燥し、なでる様に研磨し整えます。
1回塗るたびに、12時間以上は乾燥させてから研磨しました。
4回目を塗って完成です。
◆◆仕上がり後、お約束の日に納品させて頂き
「きれいになったね。ありがとう。」と喜んで頂きました。
この度は、当店をご利用頂きまして本当にありがとうございました。
◆◆詳しい料金は下記リンクをご覧ください。
ご予算に応じて、使う材料などを選択ご提案させて頂き
コース料金をべースにお見積りして施工させて頂きました。
お申込みは、最上段の "MobileOffice" よりご連絡下さい。