◆我が家のIH炊飯器を直して見ました。
◆我が家のIH炊飯器を直して見ました。
◆◆主な症状は、保温に切り替わらず止まってしまうもの。
エラーも表示せず、ただ電源が切れてしまいます。
炊き上がりのブザーも鳴りません。
炊飯自体はほぼ終えている様子で食べられますが
ご飯は、ちょっと硬めの食感です。
◆◆機種は、スチームIHジャー炊飯器。
2006年製造のPanasonic製「 SR-ST10A 」です。
8年目で故障です。いやいや8年も長持ちした!でしょうか。
◆◆かみさんに、「新しいの買ってね」と言われて
近くの電器屋さんに行くと、同じ機種の最新型がなんと定価10万円もする。
セール価格でも8万円と高いなぁ。
まだ買替えるのは早いなぁーと
◆◆ECO工房の"直し虫"が騒ぎ始めました。
さーて、まずはググって情報収集すると
「 スチーム容器関連 」の症状と似ています。
なぜか?、まだエラー表示は出ない状態ですが。
◆◆次に、スチーム容器部分を観察します。
スチーム容器を挿すとセンサー部がへこみ感知する構造です。
反対側にも支えが有り、すり減っている様にも見えたので
故障は、容器直径の寸法を捉え切れないのではと考えて・・・
◆◆試しにアルミホイールを厚めに巻いて症状を確認します。
スチーム容器に巻き付けて差し込むと・・・
うまい具合にホイールが中に残り、容器だけ抜き差し出来ます。
さーて、どうなることやら祈る気持ちで炊飯して見ます。
◆◆なんと言うことでしょう。これだけで直っちゃいましたね。
あれから一週間、終了ブザーが鳴り美味しく炊き上がります。
ほぼ10年間、毎日水の交換などで容器を抜き差ししたので
容器検出部がすり減り凹んでしまったということでしょうか。
マイコン制御の超ハイテク炊飯器ですが
故障原因はすごく単純なところに有りますね。
しばらく様子を見て、耐熱テープでも貼ろうと思います。
これであと数年は頑張ってくれるといいのですが。
◆◆構造確認の為に、分解してセンサーを調べました。
一般の方は危険なので分解しないでください。
分解修理は、電気屋さんにお任せしましょう。
中央の白い部品がスチーム容器センサー部ですね。