◆施工出来なかったホイール事例
◆施工出来なかったホイール事例
先日、お預かりするも手に負えず断念した事例です。
◆◆天童市のT様、お車はウイッシュ、社外ホイール「CLAB LINEA」
写真を頂き、ガリ傷の形状を確認させて頂くと
内側にステンレスカバーが「ねじ」止めされていて
その部分がホイールと一緒に大きくキズ付いています。
◆◆施工イメージは、と
ステンレスカバーは、取り外してから、凹みをたたき出して研磨する。
ホイール本体はリペアしておいて、カバーを取り付ければOK。
と何とかなりそうと思ったのですが・・・
◆◆大事件発生
なんとこのカバーはいくら頑張っても取れないのです。
「ねじ」はただの飾りの様で全部とってもカバーは外れません。
カバーが外れないと、ホイール本体もリペア出来ない有様です。
事前に確認したネット情報では
この次のシリーズが載っていたのですが
カバーのねじを外して交換できる作りになっていましたので
これもてっきり外せるものと勘違いしてました。
◆◆仕方なく、神頼みでメーカーに外し方を尋ねると
「300℃位に加熱すると、接着部を外せる」とのことです。
やはり「常温や少々の加熱では取れない」んですね。
無理矢理外してしまい、ステンカバーだけ交換出来ないかと
カバーの在庫を確認するも、すでに製造は終了していて
全国の工場や営業所にも在庫無しとの返答が返ってきた。
◆◆こうなると、もうお手上げですね。
念のためネットにて、中古ホイールを探してみると
なんとお安く同色ホイールが何件かオークション出品中です。
お客様に、こちらで入手されるとお安く済みますとご紹介して
残念ですがリペア出来ずに返品させて頂きました。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。